民主党・鳩山代表選出についての社説 09・5・17

朝日新聞
民主党 鳩山新代表―政権交代へ説得力を磨け 


 次の総選挙で民主党の「顔」となる新代表に、鳩山由紀夫氏が選ばれた。

 小沢前代表の公設秘書の逮捕以来、予想もしなかった逆風にさらされてきた民主党にとって、巻き返しに向けた足場は出来たことになる。

 小沢氏の辞意表明から5日。新代表選びの過程では、「親小沢か、非小沢か」といった点が注目された。岡田克也氏は「脱小沢」での再出発に期待する中堅・若手を中心に支持を集めたが、29票差で届かなかった。

■財源論議を逃げるな

 結局、鳩山氏が勝ったのは、党内基盤の厚さとともに、総選挙を間近に控えて党内の亀裂を深めたくないという議員の判断が働いたせいなのだろう。鳩山氏が早くから岡田氏に執行部入りを求めると公言し、挙党態勢づくりを強調した戦術が奏功した。

 小沢体制のもとで幹事長をつとめた鳩山氏が新代表につくことで、政策や党運営での継続性や安定感はあるものの、「刷新」という点で疑問符がつきまとうのは避けられない。

 鳩山新代表の使命ははっきりしている。民主党の首相候補として麻生首相と「党首力」を競い、そして政権交代を実現することだ。

 そのために、第一に重要なのは、政策である。

 年金制度の一元化、農家への戸別補償制度、子ども手当の創設、高校教育の無償化。鳩山氏が掲げた政策メニューは小沢代表の時代と変わらない。

 野心的に見えるが、問題は巨額の財源をどこから調達するのかだ。鳩山氏の説明は「霞が関の税金の無駄遣いをやめることによって20兆円くらいの財源は捻出(ねんしゅつ)できる」というにとどまった。これまた小沢時代そのままだ。

 さて、これで本当に「政権を任せられる」という有権者の信頼を得ることができるのだろうか。

 この点では、岡田氏の主張の方が説得力があった。具体的な財源のめどを立てつつ、優先順位を決めて重視する政策から実現していく。消費税アップについても論議を逃げない。鳩山氏は財源論でもっと真剣な姿勢を打ち出さなければならない。

■現実主義が試される

 それだけではない。何にも増して、現下の大不況をどう乗り切るのか、明確なメッセージを発することだ。

 雇用や賃金が劇的に縮小し、格差や貧困の問題が深刻さを増している。企業の多くは記録的な赤字決算だ。財政や金融を総動員した緊急対策が求められている。

 仮に民主党が次の総選挙で勝てば、すぐに来年度の予算編成に臨まねばならない。どんな政策を組み合わせ、財源はどう工面してくるのか、具体的なプログラムを示さなければならない。それが総選挙での大きな争点になることは間違いない。

 官僚主導から国民主導の国へ。そんな「国のかたち」を変えようという鳩山氏の主張はもっともだし、自民党長期政権に不満を募らせる有権者も共感するだろう。だが、それだけでは政権構想としては説得力を欠く。

 未来への期待だけでなく、今日の暮らしをどう守るのか。この疑問にこたえる現実主義が試されていることを鳩山民主党は覚悟すべきだろう。

 米軍再編をめぐる日米協定をはじめ外交政策でも、政権にあったとすればどうするか、具体策を伴った責任ある態度を見せる必要がある。

 第二の課題は、小沢氏秘書の事件で深く傷ついた民主党のイメージを刷新し、党の体質を改めることだ。

 この2カ月、「小沢氏と一蓮托生(いちれんたくしょう)」と寄り添い、「国策捜査の可能性」まで口にしてきた鳩山氏にとっては、容易なことではない。事件についての民主党としての説明責任はまだ果たされたとは言えない。総選挙を考えれば、選挙実務と戦略にたけた小沢氏の力を借りたい事情もあろうが、国民の目の厳しさを侮ってはいけない。

■小沢時代から脱皮を

 民主党は変わったと納得してもらえるかどうか。まず、新執行部の人事で、そして実際の党運営で「鳩山主導」を打ち出せるかどうかが、最初の試金石になる。

 自由闊達(かったつ)な議論はいいが、求心力に欠け、ともすれば党内で足を引っ張り合う。かつての民主党には、そんなひ弱さがあった。小沢代表時代にはその腕力でまとまってきたが、自由にものを言いにくい息苦しさがあった。

 そのどちらでもない、新しい鳩山時代の民主党をつくるためには、代表選で岡田氏が強調した「オープン」がキーワードになるのではないか。

 党内にあっては、ルールに基づく民主的な手続きを重んじる。国民に対しては情報公開を大事にし、説明責任をきちんと果たす。ともに小沢時代の民主党が軽んじてきたものだ。

 自民党に代わって政権を担えるような政党に、民主党を立て直す。それは単に民主党の利益だけではない。失政があれば政権を担当する政党が交代するという、ごく当たり前の民主主義の仕組みを日本に根付かせるうえで重要な意味をもつ。

 そのためにも、岡田氏や支援した議員たちは新体制に協力すべきだろう。

 鳩山民主党の発足で、解散・総選挙をめぐる政局は一気に動きを早める。対立軸を鮮明にした本格的な政権選択選挙を待ちたい。

読売新聞
鳩山民主党 小沢路線踏襲は理解されるか(5月17日付・読売社説)


 民主党は、小沢路線の見直しでなく、踏襲を選択した。問題は、その選択が国民に理解・支持されるかどうかだ。

 民主党の新しい代表に鳩山由紀夫幹事長(62)が選出された。岡田克也副代表(55)は追い上げたが、及ばなかった。

 鳩山代表は3年半以上、幹事長を務め、党内各グループと良好な関係を築いた。安定感とバランス感覚が評価された。党所属国会議員の約半数を占める参院で支持を広げたことが勝因となった。

 岡田氏はクリーンな印象が評価され、世論調査や民主党の地方県連の予備調査で、鳩山代表より高い支持を得た。衆院議員には「総選挙の顔」との期待があった。

 代表選は、小沢一郎前代表との距離が大きな対立軸となった。

 鳩山代表は、「小沢氏のおかげで今日の民主党がある」と言明し、小沢路線を継承、発展させる方針を前面に掲げた。

 岡田氏は、2007年参院選で勝利した小沢氏の実績を評価しながらも、小沢路線とは距離を置き、批判もにじませた。

 良くも悪くも、民主党は小沢氏の強烈な個性と指導力に依存してきた。鳩山代表は新体制でも、小沢氏を要職に起用する意向で、小沢氏の影響力は維持される。

 鳩山代表は、「小沢の傀儡(かいらい)政権と呼ばれるつもりは一切ない」と言う。党運営や国会対策を通じて「鳩山色」を出すなど、行動で示すことが求められよう。

 鳩山代表が早急に取り組むべきは、衆院選に向けて、挙党一致体制を構築し、小沢氏の「政治とカネ」の問題で傷ついた党の立て直しを図ることだろう。ただ、それは簡単な作業ではない。

 政権公約の充実も課題だ。

 岡田氏が「財源なくして政策なし」と主張したのはもっともだ。将来の消費税率引き上げの議論さえ封印するのでは、責任政党とは言えない。子ども手当、農家の所得補償などの政策の財源を明確化する作業を避けてはなるまい。

 包括的な外交・安全保障政策も策定する必要がある。

 民主党は、日米同盟の重要性は認めながら、米国に注文する姿勢ばかりを強調している。日本が国際社会でどんな役割を担い、同盟強化に何をするかをこそ、明確に打ち出すべきだろう。

 週明けの国会では、補正予算案の参院審議が焦点となる。鳩山代表は、審議の引き延ばしはしない方針を示す一方で、党首討論の開催にも前向きの姿勢を示した。建設的な国会対応を期待したい。


毎日新聞
鳩山民主新代表 政権獲得へ骨太な「芯」を


 小沢一郎代表の辞任に伴う民主党代表選は鳩山由紀夫幹事長が岡田克也副代表を破り、新代表となった。党首を辞して6年以上を経ての再登板であり、4カ月以内に迫る衆院選で麻生太郎首相と首相の座を争う。

 鳩山氏は代表選勝利を受け党の結束を訴え「日本の大掃除をやろう」と政権交代に向け党の反転攻勢を誓った。とはいえ、小沢氏の後押しを得てあわただしく代表に選ばれた過程は、国民に閉ざされた印象を与えたと言わざるを得ない。

 首相を選ぶ「決勝戦」となる衆院選は、党首力の勝負である。小沢氏との二重権力構造がみえれば、民意は離れよう。政権公約重視の原点に立ち返り、独自の力量を証さなければならない。

 鳩山氏を党首に引き上げた力の源泉は小沢氏である。世論調査などの支持で岡田氏に後れを取りながらの約30票差の勝利は、参院を中心に鳩山、小沢両氏のグループなど基礎票の優位を物語った。小沢氏の影響力は厳然と維持された。

 小沢氏の辞任は守勢に回った党が出直す好機だった。しかし、一騎打ちも結局は「親小沢VS非小沢」の内向きな闘争に終わってしまった。

 いったん続投宣言した小沢氏が辞任に追い込まれたのは、政治とカネをめぐる古い体質が国民に拒まれたためだ。公設秘書起訴の責任を語らぬまま代表から身を引き、なお党の実権を掌握するのであれば、あたかも自民党時代の権力の二重構造の再来である。だからこそ、鳩山氏は小沢氏の処遇も含め、自前の人事で党の亀裂を修復できるかが、まずは厳しく問われよう。

 重要なのは、政権公約を通じて新しい政治の姿をアピールする発信力だ。鳩山氏が掲げる「愛のある政治」との表現は抽象的だ。かつて「(甘く溶けやすい)ソフトクリーム」とやゆされたことを受け、芯のある「アイスキャンディー」と討論で反論したが、まだまだか細い。特に消費税の引き上げ論議を当面封印したままで、社会保障の財源など政権担当能力を証明できるだろうか。代表選で前面に掲げた「脱官僚」の実現にしても、具体的な政権構想が示されたとは言い難い。

 新代表誕生に伴い、焦点は麻生首相による衆院解散の判断に絞られる。与党は早くも「小沢院政」批判に力を入れるが、内閣支持率が依然3割に満たぬ厳しさに変わりはない。

 消費税など財源問題、政治資金規制、「政と官」のあり方など、代表選をめぐる議論は極めて短期ながら衆院選の争点の輪郭を浮かび上がらせたことも事実だ。自民党もまた、明確な政権公約を国民に早急に示さなければならない。


産経新聞
鳩山新代表 政権担当能力を鍛えよ 「傀儡」批判をどうはね返す
2009.5.17 03:01
 

 民主党の新代表に鳩山由紀夫氏が選出された。西松建設の違法献金事件をめぐって辞任した小沢一郎前代表を支えてきた鳩山氏の責任問題は残っているものの、政権を担える政党に民主党を鍛え上げることを期待したい。

 二大政党が機能することは日本の政治に良い意味の緊張感を与える。切磋琢磨(せっさたくま)することで国民の利益が確保されるからである。

 だが、鳩山民主党の前途は多難だ。まず、党への信頼回復をどうするか。鳩山氏は小沢氏を要職に起用する考えを示しているが、代表選前には「小沢氏とは一蓮托生(いちれんたくしょう)」と語っていた。小沢氏が西松建設からの巨額献金の使途などを説明しない限り、国民は不信感を持ち続けよう。

 鳩山氏は違法献金事件を受けて設けた「政治資金問題をめぐる政治・検察・報道のあり方に関する第三者委員会」で小沢氏に説明を求める考えは示しているが、この問題を総括しない限り、小沢氏の「傀儡(かいらい)」という見方は消えないだろう。

 人事について鳩山氏は敗れた岡田克也氏の起用を表明したが、「小沢体制」を継承するのかどうかが問われている。岡田氏も「党運営に何が必要か十分考えた方がいい」と鳩山氏に求めた。「変化」を有権者にどう示すか。鳩山氏が避けて通れない課題だ。

 ◆政策の曖昧さぬぐえず

 鳩山氏は当選後の会見で、参院に送付済みの補正予算案への対応について「引き延ばし戦術をあえて使う必要はない」と審議拒否を否定した。小沢代表体制の下での政局至上主義に距離を置こうというなら評価できる。ただ、鳩山氏は「国会対策委員会での戦略はこれから決めていく」「野党との協力関係をさらに強固にしていきたい」とも付け加えた。こうしたあいまいな政策判断では、指導力は発揮できない。

 国民が最も不安視しているのは民主党の政策だ。

 民主党は政権を獲得した場合、インド洋での海上自衛隊による補給活動やソマリア沖での海賊対処活動などをどう位置付けるのか。テロとの戦いに参加する国際協調行動であると同時に、主要な海上交通路を確保する日本自身の国益がかかる問題だ。政権担当者として直ちに判断を求められる。

 15日の日本記者クラブ主催の公開討論会で、鳩山氏は憲法改正問題について「首相になったときに即、手を付けられる状況ではない」と述べた。また、国連決議に基づく国際平和協力活動であっても、武力行使を伴う活動に自衛隊を参加させることには否定的な見解を示した。

 「自衛軍」保持を明記した「新憲法試案」を出版するなど、憲法改正論者だった鳩山氏が、「脱官僚政治」を進めるために「憲法論議を大上段に構えている余裕があるだろうか」といった説明をするのは理解しがたい。

 子ども手当、農業者戸別所得補償など民主党の政策を実現する上での財源論も、与党から根拠がないと批判を受けた内容から変わっていない。無駄を削減し、一般会計、特別会計合わせて200兆円の1割で20兆円を生み出す−というものだ。

 岡田氏も論戦で同じ財源を挙げながら、「具体的なメドがついた歳出削減額に応じて政策を実行に移す」とも述べた。財源が確定していないことを認めざるを得なかったためだろう。

 天下り廃止などの公務員改革や地方分権など、政府・与党と政策の方向性が同じで、より積極姿勢を示している分野についても、政策全体としての整合性、現実性をさらに精査すべきだ。

 ◆自民も敵失頼みやめよ

 一方、自民党は小沢氏が代表にとどまり、民主党支持率が低下する「敵失」を眺めていたにすぎない。民主党代表選に対し、「鳩山新代表の方が岡田氏よりも戦いやすい」といった声も出ていた。

 世襲候補の立候補制限を政権公約(マニフェスト)に盛り込むかどうかで、党内対立が生じているが、民主党が打ち出した企業団体献金の廃止案をまともに論じる姿勢は見られない。政治資金の透明化への取り組み姿勢も弱い。

 自民党は、小沢氏の違法献金問題が判明した以降も次期衆院選で民主党に投票したい有権者が多い現実を直視すべきだ。政治とカネだけでなく、政策面全般にわたり自民党への失望感が大きくなっている。これを是正しない限り、国民の政権交代への期待がしぼむことはない。

東京新聞
国民と意思の疎通を 民主後継代表に鳩山氏
2009年5月17日

 民主党は後継代表に鳩山由紀夫氏を選んだ。くすんだ「政権交代の旗」をよみがえらすには国民の信頼回復が欠かせない。残された時間は多くはない。

 小沢一郎前代表の路線を継承する、としていた鳩山氏が、事前の「優位」予測通り、小沢路線とは一線を画す岡田克也氏の追い上げをかわした。

 各種世論調査では岡田氏への期待が鳩山氏をしのいでいた。二十九票も差が開いたことに違和感はあるが、党所属の衆参議員は迫る総選挙へ、まずは党の安定を優先する判断をしたようである。

 鳩山氏も当選第一声で「この瞬間からノーサイドだ」と、しこりを残さぬ挙党態勢を宣言した。

◆影落とす世論との隔たり
 敗れた岡田氏も「新しい鳩山民主党で政権交代を」とエールを送っている。良くも悪くも存在感で他を圧する小沢氏の後継選びだ。軟着陸は不可欠だったらしい。

 敵の少ない鳩山氏の「包容力」で結束し、岡田氏は総選挙の「表の顔」の一人に−。大勢のそんな思惑も見て取れた、高揚感に欠ける結末だった。

 短期戦となった代表選日程の決定に当たって、小沢氏は党内の異論を封じ込める強引手法を見せたばかりだ。鳩山新代表は早速、党内外の「小沢院政」懸念にさらされよう。

 民主に古い自民党政治とは違うクリーンさを求める世論は、岡田氏への期待感に表れていた。その世論とのギャップは気になるところである。

 小沢氏の「操り人形」にならないか。そんな疑念を打ち消しておくには、鳩山氏は違法献金事件がつきまとう小沢問題に、党として明確なけじめをつけることだ。

 党首交代で落着、との雰囲気に流れるなら、なんのための代表選だったかということになる。それでは国民の信任を得られまい。

◆内向きから外向きへ
 幅広い勢力が合流して成り立ってきたこの党は、まとまりのなさや基盤の不安定さで、寄せ木細工などと今も皮肉られる。

 そんな党の体質を改める一番の近道が、代表選で再三語られたオープンな党運営、意思決定の「透明性の確保」である。

 鳩山氏自ら暗に認めているように、小沢前執行部では政策や公認候補の決定が所属議員の知らないうちになされがちだった。

 一昨年の参院選で与野党逆転を果たし、政権へあと一歩のところまで党を導いてきた小沢氏には、苦言をためらう空気が生まれていたとも聞く。影響力を色濃く残す小沢氏との距離感、間合いをどうとるか、党はここが悩ましい。

 鳩山氏は「全員野球」を打ち出す一方、通常国会の終盤対応に全力を挙げるとして、新執行部の陣容変更は最小限にとどめる意向を示した。小沢氏については総選挙で重要な役割を演じてもらうことを前提に「執行部の一員に」と構想を述べている。

 「小沢頼み」が過ぎれば、鳩山氏に向けられる国民の目はより厳しさを増すだろう。代表選の合言葉になった「親小沢VS非小沢の争いにはしない」誓いは、いつほごになるかわからない。

 紛争の火種を残さないために、党には「内向き」から「外向き」への体質転換が緊要だろう。

 開かれた議論を巻き起こし、総選挙の政権公約(マニフェスト)を早急に完成させる。これも「内向き」でなく、国民向けに。

 政策の具体化に当たって衝突を恐れず、意見の対立を克服し、まとめ上げる。鳩山新代表はさしあたり、ここで力量を試される。

 鳩山氏は「生活が第一」の小沢マニフェストを引き継ぐ意向だ。経済対策は子ども手当の支給や高速道路無料化などで家計所得の二割アップを図り、現下の危機を乗り切るとしている。

 財源の裏付けをどうするか、ここをあいまいにしては、選挙戦で与党側につけ込まれよう。

 「脱・官僚政治を」と意気込んでも、地方への権限移譲や人員削減の明確なプランが示されないでは“絵に描いたもち”になる。

 鳩山氏は前代表の小沢氏が違法献金事件に足をすくわれ辞任に追い込まれたことを、政権交代への「試練」と位置づける。その試練を克服して「たくましい民主党」をつくると語っている。国民との意思疎通がなければ容易でない。

◆最終チャンスと心得よ
 元首相・鳩山一郎氏を祖父に持つ鳩山氏が代表になったことで、同じく祖父が元首相・吉田茂氏の麻生太郎首相との間で、総選挙は「孫同士の決戦」となる。

 話題にはなっても、日々の生活に苦しむ有権者の目は厳しい。

 冷水のかかった政権交代ムードをどう復活させるか、前途は甘くない。再びつまずけば、民主にとっての政権奪取のチャンスはもうないと心得ておいてほしい。





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